VESMA,ELMでは様々なタイプのクライアント(テキストベースクライアントや、 3次元クライアントなど)が使用できますが、どのクライアントでも基本的に、 コマンドが入力できれば何でもできます。
VESMA,ELMではコマンドを実行するとは、オブジェクトにメッセージを 送ることに対応します。どのオブジェクトにメッセージを送るかの違い で4種類のコマンドがあります。
「コマンド名 引数1 引数2 …」の形のコマンドは自分自身(アバタ)に対して メッセージを送ることに対応します。「コマンド名」のところには、メッセージ の種類を表す文字列が合てはまります。引数はコマンド名によって変ってきます。
2番目の「#コマンド名 引数1 引数2 …」の形のコマンドは、自分のいる部屋 に対してメッセージを送ることに対応します。どのようなコマンドが使えるかは、 その部屋のクラスによってかわります。
3番目の「##オブジェクト名 コマンド名 引数1 引数2 …」の形のコマンドは、 部屋の中にある任意のオブジェクトに対してメッセージを送ります。 「オブジェクト名」のところに、メッセージを送りたいオブジェクトの名前を 指定します。どのようなコマンドが使えるかは、そのオブジェクトのクラス によってかわります。
4番目の「###コマンド名 引数1 引数2 …」の形のコマンドは、 クライアントに対してメッセージを送ります。これはめったに使用しませんが クライアントの表示がみだれた場合に使う「###refresh」などが、それに 対応します。
ELMで通常使用するコマンドを以下に挙げます。これらのコマンド名は UNIXで使用されるコマンド名と似ています。
自分と同じ部屋にいる、全てのオブジェクトの名前を表示します。
オブジェクトの詳細情報を表示します。